玄関の上がったところこと「上がり框」にはこだわった

玄関の上がるところにはこだわりました。「玄関の土間を上がったろころ」は、正確には「上がり框(あがりかまち)」というそうですが、当時はこのような言い方は知らずに「玄関の板のところ」とかいうアホ丸出しな言い方をしていましたが。けれども私たちが注文住宅で家を建てた工務店の方は優しいので、サラッと教えていただきましたが。けれどもすぐに直るわけがなく、ずっと「玄関の上がったところ」とかいう言い方をしていました。けれども伝わっていたようですから。

さて、そのような「上がり框」についてなのですが、私はちょっとしたこだわりがあったのです。それは、「まっすぐな上がり框はイヤだ」というものです。ちょっとしたカーブで優しい感じを出したかったのですよね。一直線な上がり框ですと、和風なうちの実家のように感じますし、古いタイプの家な気がしてイヤだったのです。

ですから「上がり框にカーブを入れて」とはリクエストしましたね。そしてそれでよかったのです。横一直線ではなく適度に差があることによって、玄関で靴を履く際に窮屈になりませんから。それに全体の雰囲気も優しくなっていいですし。